3020165月

シリアで拘束された安田順平さんの状況を筆跡から推察する

フリージャーナリスト安田順平さんの画像が公開されています。

昨年の6月からシリアで武装勢力に拘束されていたとみられています。

オレンジ色の服を着て「助けて下さい」と書かれた紙を持った様子は、

一連のISの身代金要求を想起させますが、

よく見るとオレンジ色の服はセーターの様に見え

ISの動画で拘束されて人たちが着ていたワンピース状のものとは違うようです。

武装勢力はISではなく「ヌスラ戦線」という組織だそうです。

ISよりは穏健派だということですが、アメリカ等ではテロ組織と認定されています。

こうなった以上、何故紛争地域へ出かけてしまったか等の経緯を論議しても仕方ありません。

安田さんの無事を祈るばかりです。

できることとして、この筆跡から安田さんの状況を推察してみたいと思います。

フリージャーナリスト安田順平さんの筆跡

フリージャーナリスト安田順平さんの筆跡

一見、それほど切羽詰まった感じは受けません。

何故なら「助」「最」字の1で指摘した部分、

この横線の間隔が均等に分割されています。

これは比較的落ち着いた状態で書かれていると判断します。

もし、切羽詰まった状況であるのなら

この横線の間隔は

もっとばらついて乱れていたり、

空間が潰れていたりするはずです。

このように綺麗に分割されることはないと思われます。

誰でもそうですが、身の危険を感じるような状況であれば

文字の空間のありようや分割に気を向けている場合ではないでしょう。


また「助けて下さい」の下が大きく空いています。

ここにもっと何か書こうとする言葉があったのかもしれません。

ただ、それが思いつかなかったか

許されなかったかでこのように空間が空いてしまったのでしょう。


特に「助けて下さい」は字と字の間に十分な空間があります。

これは時間的、精神的な余裕を表しています。

時間のない中であわてて書かされたり

精神的に切迫した状況で書かされたりではないと思われます。

情報が少なく、このような事くらいしか言えません。

わかりきっていることを承知で言えば

「安田さんを取り囲む状況が変わってしまわないうちに、

今のうちに何らかの手を打つ」ことです。


安田さんの文字は大字小字混合型で縦長文字、

偏とつくりの間隔が狭い開空間峡型です。

これは、理想が高く、自分の意見を曲げない職人タイプで、

変化を好む波乱万丈型。

どこで何をしたとしても、

自分を追い込んだ状況に身を置いてしまうタイプだということができます。

まだ、切羽詰まっていないうちに何らかの手を打って欲しいと切に願います。

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