29201610月

体が丈夫な雪子さん(仮名、85歳)の文字

私事で恐縮ですが、

私は主人の母親と自分の父親と暮らしていて

二人とも昭和11年生まれの80歳です。

二人ともあっちが痛いこっちが痛いと言いながら

なんとか日常生活を過ごしているのですが、

その姿を見ていると正直人間というものは年々小さくなっていくなあと思います。

80歳になるとホントにちっちゃくなっていくのです。悲しいくらいに。

施設の入所者さんたちも年齢とともにどんどん小さくなっていきますし、

そういうものなのだろうと思っていました。

ところが雪子さんは違います。

雪子さんは当時の女性にしてはかなり大柄な方です。

85歳のお歳にも関わらずうちの親よりもずっと体つきがしっかりして

肌なんかもハリが全然違うのです。会話しても反応が違います。

まるで現役の様な落ち着きとしっかりさがあるのです。

お歳を確認するまでは「若い方なんだろうな」くらいにしか思いませんでした。

とにかく体が丈夫、細胞が若いという表現しか思いつきません。

以前にご紹介した気持ちが若々しいりつさんも、今も華やかで若々しいのですが、

「若々しい」と「若い」とは違うのです。

細胞の老化も個人差があるのだなとつくづく思い知らされました。

そんな雪子さんの文字は筆の運びがスムーズです。

別に達筆というわけではありませんが筋肉の衰えが感じられない文字なのです。

%e6%96%87%e6%9b%b8

85も過ぎると、喜多さんや平さんのように達筆であっても、

文字に結滞(筆が止まり、線がぶれる)が表れるものです。

私の親も脳トレを毎日やっていますが

80歳にしても文字の衰えは隠せるものではありません。

人体の不思議です。老化もみなそれぞれ違います。

これも個性なのだと思いました。



Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *